朝和 田七人参

雲南省文山州自治区の遥かな高地に息づく金不換との呼び名が付く高価なウコギ科の植物です。 

人体の免疫機能向上・組織再生力活性・疲労軽減の体質改善に評価は高いです。

田七人参の特徴

田七人参はウコギ科ニンジン属のハーブで雲南省や広西省の限られた地域に生育し、苗族などの民族薬として古くから用いられてきました。 中国で1596年に出版された薬学書「本草綱目」に収載されていることから、その編集された時代には中国国内で広く知られる存在になっていたと考えられます。 さらに肝障害治療の伝統薬として著名な片仔廣の主成分であることも影響し、現在では欧米や日本でも使用されるようになりました。 また最近では根や根茎だけでなく、細根、茎葉、花なども総合利用されています。 中国医学では古くから珍重されてきた漢方薬の成分であり、サポニン配糖体をはじめとするたくさんの有効成分が含まれています。

田七人参の形体

草丈は30から50センチほどで、根は太くてこぶ状の突起がある円錐・円柱形で多肉質です。 表面は光沢のある黒褐色で部分的に灰黄色のコルク層があります。 茎は直立で葉は羽状複葉で倒卵形または長皮針形の小葉を5~7枚ほどつけます。 葉は先端が鋭くとがっていてギザギザの歯緑で長さは5~15センチ程です。 花期は6~8月で花は茎の先端に放射状の小さなものが多数つきます。

田七人参の有効成分

リテルペン系サポニンを3〜8%含み、その主成分はginsenoside Rb1、Rg1、Rg2です。他に鉄・カルシウム・タンパク質・糖などを豊富に含みます。 それと少量のginsenoside Ra、b2、d、eを含み、Roはないか、あっても極めて微量です。精油成分は人参に比べて、その種類が少なく、panaxynol、β-sitosterolは人参同様含まれます。

田七人参はサポニンが豊富に含まれています

田七人参の効果

  • 肝機能を高める効果
  • 免疫力を高める効果
  • 生活習慣病の予防・改善効果
  • 血糖値を下げる効果
  • 血流を改善する効果

こんな方におすすめ

  • 肝臓の健康を保ちたい方
  • 風邪をひきやすい方
  • 生活習慣病を予防したい方
  • 糖尿病を予防したい方
  • 血流を改善したい方

田七人参特有の成分

田七人参には、止血効果を持つ特有の成分であるデンシチンが含まれています。 田七人参の仲間である高麗人参などには止血効果はなく、田七人参にのみ止血効果があるとされています

田七人参の摂取方法

田七人参は、粉状、粒状、エキスを抽出したサプリメントに用いられています。 目安は、生薬成分として1日約2~5gで、お茶として摂取することもできます。 また本場中国では食材としても用いられています。 継続して利用する事で効果が実感してきます。

豊富な有効成分

田七人参に含まれる有効成分は非常に多く、主成分のサポニンのほかにもアルギニン。フラボノイド・ビタミン・ミネラルなど多岐にわたります。 サポニンには油を溶かす作用があり脂肪の蓄積・血中脂質異常の改善をしダイエットや動脈硬化予防などの健康をサポートしてくれます。

注意点

田七人参には一般的に問題となる健康被害や副作用は知られていませんが、まれに口の渇きや動悸、発疹、悪心や嘔気、不眠などが起きることがあります。 また、胎児や乳児に影響を与える可能性があるため、妊娠中・授乳中は摂取を控える必要があります。なお、何らかの医薬品を服用している場合は、主治医に相談の上、ご利用ください。

有効成分サポニン

サポニンとは

サポニンは植物の根・葉・茎などに広く含まれる配糖体の一種で苦味エグ味の元となる成分です。 大豆や帰郷、高麗人参・田七人参やアマチャヅルなどの植物に含まれています。サポニンには種類があり植物ごとに含まれる種類は異なります。 サポニンの語源は水に溶けると石けんのような発泡作用を持つため、ラテン語で石けんを意味する「サポ」が由来となっています。 サポニンは水と油両方に溶ける性質を持ち脂質を溶かす働きがあることから、昔から石けんなどに使用されていました。 サポニンには殺菌・抗菌作用があり水に溶けると発砲作用し汚れを落とす働きがあるため、天然界面活性剤としても用意られています。 

サポニンは体内のコレステロールを除去したり、血栓のもととなる過酸化脂質の生成を抑制したりする作用があります。 特に高麗人参や大豆に含まれるサポニンには様々な健康効果が期待されておりサプリメントなどに活用されています。

サポニンの種類は多くその中でも有名なものは高麗人参や大豆に含まれるサポニンです、その中でも田七人参に含まれるサポニン含有量は多いと言われています。。 漢方薬などにはサポニンを含む生薬が使われることが多く、昔から人々の生活に取り入れられて来ました。 研究の歴史は古く、1900年代初頭には血液に対するサポニンの効果が論文で報告されていて現在もサポニンの効果については多くの臨床試験が実施されており、サポニンの秘めたる効果が解明されています。

サポニンを含む食品

サポニンは大豆・桔梗・高麗人参・田七人参などに多く含まれています。 大豆サポニン・黒豆サポニン・人参サポニン・ヘチマサポニンと言った形で食品によって名前が付き由来の植物により性質や働きが異なります。 サポニンは食事から摂取できますがサプリメントやお茶などに配合され効率よく摂取できるものとして販売されています。

サポニンの効果

血糖値を正常化し糖尿病を予防・治療する効果

血糖値を正常化し糖尿病を予防・治療する効果
血糖値の上昇を抑える糖尿病治療に欠かせないインスリンと似た働きをしブドウ糖が中性脂肪に変化するのを抑制する作用があります。

肥満予防効果

サポニンは脂肪の酸化を抑え吸収された脂肪と糖質を結合させにくくします。血液をサラサラな状態に改善し悪玉コレステロールを溜まりにくくします。

血液系の病気予防の効果

コレステロールを低下させる作用があり血中の悪玉コレステロールレベル調整をし血液がドロドロになることで発症する心臓病や脳卒中などの病気予防にも優れています。

疲労回復効果

サポニンは古くから滋養強壮のために利用されてきました、それは疲労回復効果があると考えられます。 ジンセノサイド(サポニン)をマウスに与えた研究で筋肉や血液の酸化が抑えられたり血中乳酸の分解が促進されたというデーターが出ています。 どちらも筋肉疲労の原因となる物質の生産んを抑えられており持久力を高め疲労回復効果が期待できておりる結果が出ています。

以外にもサポニンの効果は様々報告させています、田七人参にはサポニン以外の有効成分も含まれておりとても魅力のある植物です。

田七人参の栄養成分は現代人の健康維持とても良いです、効果を実感するには習慣として継続して食すことが大切です。

朝和田七人参

乾燥田七人参根原料販売

雲南省文山産乾燥田七人参根を原料として販売をしています。 漢方・サプリメントやその他様々な用途にご利用できます。 乾燥した田七人参根をそのままの姿で出荷いたします。 購入希望のご相談やご質問等お気軽にお問合せください。

朝和田七人参サプリメント販売開始!